Hawaiiの気候が生まれる要素

世界にはたくさんのリゾート地がありますが、ハワイはリピーターが多いのが特徴です。確かなデータではありませんが、ハワイが好きな人は何度も行く傾向があります。ハワイはなぜかクセになります。しばらく行かないとウズウズするというか・・・麻薬的なものさえ感じます。その麻薬的魅力はやはり、カラッとした気候と爽やかなそよ風ではないでしょうか。


繰り返しになりますが、ハワイのリピーターの言葉をもういちどご覧ください。

「ともかく空気がきれいで透明度が高いうえ、青空の色が素晴らしく、とてつもなくさわやかな空気が常に吹いてい」

「どんな暑い日向にいても、ちょっとヤシの木陰に入ると、爽やかな空気と風を感じます。私はずっとあの空気を感じていたい!」

でも実は、ここまで気候に恵まれているのは、オアフ島ではホノルル市内に限るのです。地図をご覧ください。東南の赤い線で囲った部分です。


ちょっと見にくいのでアップします。

 


つぎに、詳しい地図をご覧ください。

ホノルル市の北東部に山脈が走っています。

 

ワイアナエ山脈とコオラウ山脈が北西から南東方向にかけて走っており、最高峰は標高1,220m

GoogleEarthで見る山脈とホノルル



そこへ貿易風が吹きます。


本当かどうか、ウェザーマップの動画で確かめてください。(オアフ島をズームして、右メニューのRadarにチェックし、▶をクリック) 

海面の湿った空気が山脈にぶち当たって雨を降らせます。

レンタカーでドライブに出かけてみると実感できます。ワイキキからカハラを超えて、ハナウマ・ベイへ。ワイマナロビーチを横目に見てカイルアビーチへ。そこまではR72です。マウナウィリからR61で山道を走ってパンチボールを超えてワイキキにもどるコースをとります。すると途中から急に天気が悪くなって霧の中を走ることになります。「大丈夫かなぁ・・・」と心配ですが、ワイキキに戻ってくるとカラッと晴れていることが多いです。

山脈で水分を絞った空気は湿りっけが少なくて、カラッとしているのです。

本当かどうか、ウェザーガイドで確かめてみましょう。

 

たとえば山脈の東の街、カイルアあたりの露点温度よりも、ワイキキあたりの露点温度のほうが低くなっています。つまり、湿気が少ないということです。

 

もし、”△This PWS is not reporting!”となったら、地図上のオレンジの◯に27などとその時の温度が記入されたマークをクリックしてください。

 

たとえばカイルアの露点温度24.1℃であれば、1Kgの空気(約0.8立方メートルの空気)に対して19.0gの水が含まれている状態です。これが山脈を超えてワイキキに来る頃には、露点温度は22.5℃くらいまで下がって、1Kgの空気に含まれる水分は17.2gになります。

 

「わずか1割程度か・・・」と思われるかもしれませんが、人間の体は極めて敏感であり、この1割程度の差を「ジメッとしている」とか「カラッとしている」とか感じ取るのです。

もちんこれは快適要素の一つにすぎず、たくさんの快適要素が絶妙なブレンドによって始めて麻薬的な魅力になるのです。これがホノルルが「奇跡の気候」と言われる所以です。

このシリーズでは奇跡の気候を詳しく分析していきます。