ハワイでは、オープンエアのお店のほうが大人気!
だって、エアコンよりずっと気持ちがいいんだもん!
日本でも昔から「風通しがだいじ!」というけれど・・・窓を開けただけで解決するなら、世話ないよね。
そもそも、ハワイ(ホノルル)の夏は、日本より気温も湿度も低いのです。
7・8・9月はハワイ(ホノルル)のほうが、わずか1℃低いだけ。と思うかもしれませんが、
私の長年の観察では、26℃と27℃では大違いです。
26℃なら湿度の低い日は大丈夫だし、扇風機でも対応できますが、27℃を超えるとエアコンをつけるしかありません。
ホノルルは、コオラウ山脈のおかげで湿度が低く、海風・山風が吹き、夜間冷却も手伝って奇跡の心地よさになります。
左の画像では、テーブルごとに白いブラインド状のもので間仕切られています。
白いブラインドの内部には冷水が通っています。
人体からはブラインドに向かって放熱されます。
この状態で、窓を開けてそよ風を取り入れると、とても心地よいというデータがあります。これを「木陰の心地よさ」と呼びます。
でも、電気を使って冷却しながら窓を開けるって、ちょっと勇気いりますよね。
ハワイ(ホノルル)に近い状態を創るための必須条件は、
建物自体を遮熱材と保温材でまるっと包み込んで、屋外の影響を受けないようにすること。これに尽きます。
それをしっかりやれば、従来のエアコンにバルミューダのグリーンファンを組み合わせるだけでもかなり心地よい空間を作ることができます。
コツは、エアコンからの冷気が直接人に当たらない配置と、
グリーンファンを複数つかうことです。
しかし、ひとつ課題が残ります。それは、[灼熱の太陽をカット]です。
トリプルクールなど、窓ガラスのチョイスは大事ですが、東面と西面の窓に外付けブラインド(リモコン可動式)をつけることで、木陰の心地よさに近づきます。
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