ハワイ(ホノルル)は、1年を通して優しい暖かさに包まれています。
一応、雨季(11月から1月)と乾季がありますが、雨季といっても日本と比べると雨はとても少ないです。
スコールは1時間もすればやみ、そのあとはとても爽やかです。
なのに、ハワイの水は豊富です。その秘密は、[Hawaiiの気候が生まれる要素]をごらんください。
ハワイ(ホノルル)の気候を日本の家の中で再現するには、冬と夏ではやりかたが違い、冬のほうが簡単です。
日本の常識では、暖房というとエアコンかファンヒーターですね。
つまり、空気を温めたらよい?と思っているわけですが、実はそれが大間違いなんです。
下のグラフは、人体が消費するエクセルギーを示していて、数字が小さいほど快適になります。
従来の家でエアコンを25℃に設定した場合、エクセルギー消費は3.4(W/㎡)となり、強引な暖房感、不快感を感じます。
ハワイの気候を創るには、十分に外断熱したうえで、コンクリートの床や壁を温めます。
コンクリートを23℃に温めると、室内の空気は21℃くらいになります。
冬は、床や壁を暖かく、空気は涼しいめ。これが心地よく感じるミソです。
想像するだけで、なるほど・・・と思いませんか?
実はこのことは科学的にも証明されていて、人体におけるエクセルギー消費は2.6(W/㎡)ですから、
エアコンによる強引な暖房よりも、24%も体が楽になります。体が楽になると心地よく感じます。
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