高稼働率をキープする
ほんとうの稼働率
今の入居者が退去してから、新しい入居者を見つけるまでに2か月ほどかかります。
ただし、退去する1か月前に通知する義務があるので、実際に空室になるのは1か月間です。
ここで忘れてはならないのが募集経費です。募集経費は一般的に家賃1か月分です。
要するに、一度退去されると、新たな入居者を見つけるために家賃2か月分が飛ぶというわけです。
もし、入居者の滞在期間1年であれば、12か月間は家賃収入があり、つぎの2か月間は無収入ですから、
12÷14=85.7% ← これを稼働率といいます。
滞在期間2年なら、24÷26=92.3% と、稼働率はぐっと上がります。
滞在期間3年なら、36÷38=94.7% となります。
退去を決意する瞬間
人間、転勤など外部要因がない限り、居心地が良ければ、わざわざ引越なんて考えないものです。
では、退去を決意させるほどの居心地の悪さとは、どんなものでしょう。
・上の住民の 足音 がひどい!
・お隣から 話し声 やテレビの音が聞こえる!
・なんで 更新料 なんてとられるの!
我慢できない問題を発生させないように、しっかりとした基本構造にすることは、最低現の条件です。
長い間、住んでもらう秘術
当社では、1999年から導入した 外断熱工法 をもとに、2005年に ハワイの気候を日本のマンションに!プロジェクトを立ち上げ、すべての賃貸マンションを外断熱化してきました。
[入居者の感想]
・なんとなく落ち着く、ほっとする
・空気がきれい
人体に快感を与えるこの空間は、一度住んだら他では住めなくなる、良い意味での麻薬効果があります。
実際、私が設計した外断熱マンションの 稼働率 は
96~97% を誇ります。