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「だから、安田さんと仕事するのは面白い!」と言ってくれたクライアントがいます。
もちろん、ボケが見たいわけではないでしょう。芸人じゃないんだから・・・
そのクライアントは「一芸に秀でた人は、抜けた部分があるもの」といって、私を慰めてくれました。
私はそれを慰めではなく、最上級の褒め言葉と感じました。
だから私は、ボケを治そうとは思いません。
なぜなら、緩和があっての緊張がなりたつと、都合よく考えているからです。
話は横へそれますが、私は、短所を克服するよりも長所を伸ばすほうが、遥かに効率が良いと思います。
実際、私は弟子たちをそうして育ててきました。でもこれは、クリエイティブが要求される職業だからでしょう。
歯車の一つになることが目的なら、こんなデコボコな歯車は役に立ちませんよね。
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