東京オリンピックと時期を同じくして東京大改造が行われ建築費が高騰しました。
その後も職人不足は解消せず、加えてホテルの建築ラッシュ、円安による建築材料費の高騰で建築費は1.5倍に跳ね上がりました。
しかし給与は横ばい。よって賃貸マンションの家賃は昔のままです。
その結果、2019年あたりから数年間、賃貸マンションの新築は限りなくゼロに近い状態となりました。
建築業界の都合による、無責任な家賃設定
ホテルの建設ブームが去り、分譲マンションも高値の限界に達すると、建築業界はヒマになりました。
ヒマになった建築業界では、「久しぶりに賃貸マンションを再開するか」と、2025年から賃貸マンションの営業に注力。
そして2026年春、「建築費が1.5倍になったから、家賃も1.5倍にしよう」という動きが目立っているます。
これではあまりに無責任。
下の図は、京都市中心部から地下鉄で2駅の場所で、私が設計した《モンドール西院:地区10年》と
《同じ地区で2026年春に完成した新築マンション》の比較です。
2026年春に新築 阪急西院駅徒歩14分
専有面積61㎡ 家賃が15万2千円
モンドール西院(築10年)阪急西院駅徒歩9分
専有面積:53㎡ 家賃:10万4千円
① モンドール西院の専有面積は8㎡小さいが、廊下が短いので部屋の広さは広い。
② すべての部屋がスライドドアで仕切られていて、入居者のライフスタイルに合わせた使い方ができる。
③ 外断熱 + 超低VOC水性塗料によって、年月とともに良い具合にヴィンテージ化する。
堂々の外観 入居者のライフスタイルに合わせていろいろな使い方ができる
私は、過去のクライアントに「家賃を上げるチャンスですよ!」と電話をかけまくりました。
新築と比べてひけをとらないばかりか、優れた部分があるマンションは家賃を上げることができます。
ただ、仲介業者に相談するとめんどくさく思うだろうから、自前の広告が必要となりそうです。
マンション間取り革命のとき
新たに設計する賃貸マンションは家賃を従来の1.5倍にしないと採算が合いません。
どうすれば入居者に選んでもらえるでしょうか?
家賃が1.5倍。とてつもない値上げです。これは通常の改善では通用せず、抜本的、革命的な変化が必要です。
悩んだ時は、先進的な業界を参考にするのがいちばんです。自動車業界にわかりやすいヒントがありました。
数十年間ずっとセダンが主流でしたが、ここ数年でSUVにとって替わりましたね。
SUVの魅力
① 視界が良く、運転のしやすい
② 収納力
③ スタイリッシュ
④ アウトドアやレジャーでの利便性
⑤ 乗っていて楽しい
⑥ 休日を充実させそうなイメージ
⑦ 趣味を楽しめそうな期待感
SUVは、単なる移動手段ではなく《ライフスタイルを豊かにしてくれる存在》
そして特に、女性に支持されています。
SUVに乗りたい人は、安いからという理由でセダンを選ばないでしょう。
弊社が開発したSUVマンション
① 屋上にはドッグラン・1階にはカフェがあり気分転換できる
② 暮らしも働き方も、ペットとの時間も分譲以上のクオリティー
③ 自宅で叶えるプライベートサロン
④ 働き方に寄り添うワークスペース
⑤ 住んでいて楽しい
⑥ 休日を充実させそうなイメージ
⑦ 趣味を楽しめそうな期待感
SUVマンションは、単なる居住空間ではなく《ライフスタイルを豊かにしてくれる存在》
