【実例】家が家計を支える一級建築士の家─“お金を生む家”を建てた話


私は、ちょうど20年前に3軒目の家を建てました。

「えー! 3軒目?」が、このブログの本題ではありませんが、気になるあなたのために少しだけ。

 

1軒目は京都市内の下町に、小さくてとてもかわいい家。

2軒目は京都市内を一望できる高台の家。

3軒目は、《外断熱》と《防音》そして《収益型住宅》を兼ねた実験棟。

 

今日は3軒目の家のお話をさせてください。

《外断熱》は成功!  《防音》は失敗!  《収益型住宅》は大成功!

《外断熱》の良さは、ぜひ私のHPをご覧ください。

 

《防音実験》ですが、もちろん二重窓、防音ドア(しかも高いもの)を使いましたが、みごと失敗しました。

「失敗はない。学びと発見があれば」

これは私のマドンナ、アンミカさんの《ポジティブ日めくりカレンダー》にのっている名言ですが、まったくその通りです。

この失敗があったからこそ、最終的に《Musik北参道》にたどり着けたのです。

《Musik北参道》は他のマンションではありえない、高性能な防音と防振(足音対策)に成功しました。

 

さて、やっと、本題に入ります。

私の3軒目の家《収益型住宅》が完成したのは、2005年の秋です。

この家の特徴は、1軒家としても使えるし、プチマンションとしても活用できる設計なっています。

玄関は広く、ドアは指紋認証式オートロックになっています。

 

娘が東京のデザイン学校へ入学したときから、娘の部屋を1Kマンションとして貸し出しました。

娘の部屋は、1Kマンション(A)です。

最初の入居者は社会人1年生の女子、次は大学生の男子、その次は20代後半の社会人女性でした。

娘はデザイン学校のあと、ロンドンへ語学留学して、けっこうなお金が掛かりましたが、家賃が助けてくれました。ホッ。

 

間取図を良くご覧になると、②の位置にドアがありますが、これは1Kマンション(A)と(B)の両方を貸す場合のドアの位置です。

1Kマンション(A)だけを貸すときは、ドアは①の場所に移設します。

①と②の両方にドア枠があるので、ドアを「よっこらしょ」とはめ替えるだけです。

 

では、②に位置にドアが必要なのはどんな時かというと、1Kマンション(A)と(B)の両方とも貸すときです。

それともうひとつ、万一の時に、《2階から上にある広い2LDK》を貸すときの保険です。

まさか、と思っていた、万一のことが起こりました。

妻が若年性認知症にかかってしまって、どんどん悪化したのです。

 

私は妻を診ながら仕事することにしました。

自宅から事務所へ通勤するのは自動車だとすぐですが、妻を自動車に乗り降りさせることと、介護用品をいっぱい積んで移動するのはたいへんなので、いっそのこと、事務所のビルの5階に引っ越したのです。

自宅の《2階から上にある広い2LDK》を開けておいてももったいないので、賃貸に出しました。

すぐに申し込みがあり、ご家族が借りてくださいました。

 

そうこうしているうちに、新築してから20年間がすぎ、無事、住宅ローンは完済することができました。

もし私に、《収益型住宅》の発想がなく、普通の一戸建ての家を建てていたらと思うと、背筋が冷たくなります。

住宅ローンと固定資産税で月20万円也。

それと、娘の学費、東京での高い家賃、ロンドンでの学費・・・女房の介護や薬代などなど・・・

でも、《収益型住宅》が助けてくれたんです。

 

そしての私が《収益型住宅》を建てて3年後に取材しててくれた《日経ヴェリタス》さんとTV東京の《ワールド・ビジネス・サテライト》さんの期待を裏切ることなく、実行できたことに感謝しています。


以上、20年前に私が20年前に実行した《お金を稼ぐ家》(収益型住宅》の結果報告でした。

最後までご覧いただいて、ありがとうございました。