これは意外と知られていない事実ですが、外断熱の室内はとても静かです。
なぜなら、外断熱の建物には屋外からの騒音が伝わりにくいからです。
大きな騒音だと、空気を振動させるパワーも大きく、空気が外壁を振動させます。
振動は一般に硬いものほどよく伝わります。
感覚的にもなんとなくわかる気がしませんか？
鉄やコンクリートをハンマーでたたくと、即座に建物全体に振動が伝わります。
いくら高性能な防音窓を取り付けても、一旦、建物自体が振動してしまえばアウトです。
でももし、コンクリートの外側を布団でグルグル巻きにしていたらどうでしょう？
ハンマーでたたいても、なんの反応もないはずですよね。
この画像は、室内に吸音材を貼っているところですが、これを外壁に貼ったと思ってください。
外断熱の建物はちょうどそんな感じになっています。
すると街の騒音も建物に伝わる前にある程度吸音されます。
だから外断熱の室内は静かなんです。
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