美しく響かせる 秘訣2:すべての壁面に6度以上の傾斜をつける
KayaccRoohの天井には大きな勾配をつけています。
もちろん、フラッターエコーを発生させないためです。
天井裏の空間は、ピアノにとって余分な周波数帯だけを吸音する仕掛けがなされています。
だぶついた低音を除去し、スタンウェイのキラメキを応援します。
これは、ピアノ試弾室の間取りです。
基本、長方形の部屋ですから、放っておくとフラッターエコー(※)が出まくりです。
なので、すべての壁面に6度以上の傾斜を付けました。(上図:ライトブルーのマーカー)
※フラッターエコーとは、音が多重反射を起こすことで生まれる音響障害です。
壁と床、または天井と床が平行であったり、その平行面の面積が広かったりする場合に、発生した音が延々と反射を繰り返すことで生まれます。
百聞は一見に如かず。いや、百見は一聞にしかず・・・
あなたにもぜひ、実体感していただきたいと思います。
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