繁盛する民泊の条件

 

第二章:稼働率の真実で、競争が激化する宿泊業界で民泊がどう戦っていけば勝利できるのか、ヒントを差し上げました。繁盛策はAかZ、この2つしかありません。いずれかひとつ、あなたの性格やライフスタイルに合う方を選んでください。

では具体的にご説明させていただきます。

 

 

繁盛策A: 一期一会を盛り上げる


ずばり、モノよりコト。 部屋の良し悪しは二の次。ワクワク体験を提供する。

これはそもそもAirBnBのミッションそのものなのですが、それをモロに実行しいるのがジェイホッパーズさんです。

建物的にはどこにでもありそうな二段ベッドと共用の水回りですが、清潔で親切でフレンドリーなジェイホッパーさんは世界中のバックパッカーズ御用達となっています。

世界から来たゲストと一期一会を楽しむ。ホストとの交流も楽しむ。

ホストは出しゃばらず、ゲスト同士が打ち解けやすい雰囲気を醸し出し、愛情をもってそっと見守る。本当のおもてなしとはこういうものでしょう。ゲストは楽しい体験にお金を払うのです。

ちなみに、ジェイホッパーズ京都の宿泊料金は1人¥3.000.-

1人3000円という値段はけして安くありません。形だけをマネした安宿が急増し、一泊1000円でも閑古鳥が鳴いているのが現実です。

ゲストをナメてはいけません。9割の人間は自己判断能力を持ちませんが、残り1割のゲストは自分の価値観、生き方をしっかり持った人たちなのです。

 

 

私はジェイホッパーズさんと交流があり、いろいろお話を聞かせていただきましたが、彼らは本当に人間が好きです。

だから無理なく自然にゲストと交流できるし、ゲストを楽しませるのが得意、というよりホスト自信が心底楽しんでいるのです。

だからジェイホッパーズは常に楽しい雰囲気に包まれています。

 

「なるほど楽しそうだ、やってみようか・・・」という軽いノリではダメですよ。

人が好きで好きでたまらないという人でないと、長くは続きません。

そして自分の時間をかなり自由に使える人でないと成功しないでしょう。

残念ながら私はそこまでできないので、次にお話するデザイナーズホテルを選びました。

 

 

繁盛策Z: シティーホテルを凌ぐ[デザイナーズホテル]を創る


正しくは「ブティックホテル」(英語版Wikipedia参照)。小規模で個性的かつデザインの優れた高級なホテルを指すが、日本においてはラブホテルの代名詞にされてしまったので、しかたなくデザイナーズホテルと呼ぶ。

 

これは明らかに個人経営に有利な形です。

なぜなら9割の人は物の良し悪し(デザインや味)がわからないからです。わからない人はどうするか? 

 

このお店は、私の予想に反して美味しいのかもしれません・・・
このお店は、私の予想に反して美味しいのかもしれません・・・

 

このように行列に並びます。「行列に並べば安心!」

もしくはブランド(有名な老舗ホテル)を選びます。

このどちらかです。

 

大企業は大量に顧客を集めないといけないので、膨大な宣伝費を掛け、ブランドを構築します。すると、物の良し悪しを判断できない人が押し寄せます。

でも幸か不幸か、個人経営者はそれをマネできません。マネーがないから。

というか、マネしてはいけないのです。大企業と血で血を洗う戦いに参加する必要はないのです。

 

個人経営者は幸いにもシェアを争う必要がありません。1割の人、つまり物の良し悪しの分かる人だけを集めれば良いのです。

それがデザイナーズホテルです。

 

Boutique Hotel Daimyo
Boutique Hotel Daimyo
Boutique Hotel Samourai
Boutique Hotel Samourai

 

するとどうなるか?

 

値下げ競争に参加せずにすみます。

実際、驚くほど高い値で予約が入ります。そのかわり稼働率は高くできません。

まさに個人経営向きです。忙しくすることが目的ではないのですから。

ゆっくり余裕で、高収入。この方が良いではありませんか。